ドコモ home 5Gは4Gエリアでも使える?5Gと4G LTEの特徴や速度の違い

ドコモ home 5Gは4Gエリアでも使える?5Gと4G LTEの特徴や速度の違い

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うちの周辺はギリギリ5Gエリアだけど、ちゃんと入るか心配…
ドコモ home 5Gって4Gエリアでも使えるのかな?

ドコモのホームルーターサービス『home 5G』の利用を検討する中で、このような不安や疑問をお持ちではありませんか。

ご安心ください。

ドコモ home 5Gは、5Gと4G LTEの両方の電波に対応しています。

万が一5Gの電波が入らなくても、自動的に4G LTEに接続されるので、快適にインターネットが利用可能です。

ただし、5Gと4G LTEはそれぞれ特徴が異なり、場合によっては接続する電波を手動で設定した方が良いケースもあります。

この記事では、5Gと4G LTEの特徴やそれぞれの通信速度、あえて4G LTEに接続するメリットなどについて紹介いたします。

これからドコモ home 5Gの契約を検討している方は、ぜひ事前にご覧ください。

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目次

ドコモ home 5Gとは

ドコモ home 5Gは工事不要

ドコモ home 5Gは、NTTドコモが提供するホームルーターサービスです。

光回線のような工事は不要で、コンセントに挿すだけでWi-Fiが飛び始めます。

それでいて、5G接続時の最大通信速度は4.2Gbps、4G LTE接続時でも1.7Gbpsと、快適なインターネットを利用できるのが特徴です。

工事無しで、気軽にWi-Fi環境を整えたい方におすすめです。

また、ドコモ home 5Gは、ドコモスマホとのセット割に対応しています。

セットで使うとスマホの大幅な月額料金割引を受けることができるので、ドコモスマホを契約している方には特におすすめです。

ドコモ home 5Gはこんな人におすすめ
  • 工事無しで気軽にWi-Fiを導入したい
  • 工事不可物件に住んでいる
  • ドコモスマホを契約している

ドコモ home 5Gは4G LTEエリアでも使える?

ドコモ home 5Gは4Gと5Gに対応している

ドコモ home 5Gは、名前に『5G』と付いているので、5Gエリアでしか使えないと誤解している方も多いのではないでしょうか。

実際は、5Gと4G LTEの両方に対応していて、どちらのエリアでも問題なく利用できます。

5G接続時は、下り最大4.2Gbpsの通信が可能です。

これだけ速いと、4K/8K動画の視聴や、大容量データのやり取りもスムーズに行えます。

一方、4G LTEエリアでは、最大1.7Gbpsの通信が可能です。

5Gよりは劣りますが、こちらも日常生活で利用するには十分な速度です。

\ 必要な下り速度の目安 /

用途必要な下り速度
メール送信
ブログ投稿
Webサイトの閲覧
SNSの利用 など
10Mbps以上
高画質の動画視聴20Mbps以上
オンラインゲーム
大容量データダウンロード
50Mbps以上

ドコモ home 5Gは、5Gエリア以外では自動的に4G LTEに接続されるので、幅広いエリアで利用できます。

5Gと4G LTEの違い

5Gと4G LTEは、どちらもモバイル電波の規格ですが、速度や電波の届きやすさに違いがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

5Gの特徴

5G通信のイメージ

5Gは、4G LTEの次の世代の通信規格です。

世代が新しい分、4G LTEよりも快適・低遅延・大容量の通信が可能です。

4K/8K動画の視聴や、オンラインゲームなどを快適に行うことができます。

一方で、4G LTEに比べて電波の届く距離が短く、基地局の数が少ないため、対応エリアはまだ狭いです。

5Gの特徴
  • 快適通信:最大4.2Gbpsの快適通信が可能
  • 低遅延:0.001秒以下の低遅延通信が可能
  • 多数同時接続:1km四方に100万台以上の端末が同時接続できるとされている

4G LTEの特徴

4G通信のイメージ

4G LTEは、主にスマホやタブレットなどが利用している電波網です。

5Gに比べると、通信速度は大きく劣ります

ただし、電波の届く距離が広く、基地局も多いため、日本全国で利用できるのが特徴です。

5Gエリアの端など、通信が不安定になりやすい場所では、4G LTEに接続した方が速度が出ることもあります。

4G LTEの特徴
  • エリアが広い:基地局が多く全国に広く分布している
  • 電波が届きやすい:基地局から遠くまで電波を届けられる

ドコモ home 5Gの通信速度

それでは、5G接続時と4G LTE接続時の通信速度は、どのくらい違うのでしょうか。

最大通信速度と実測値を比べてみましょう。

1. 5Gの通信速度

ドコモ home 5Gの5G接続時の下り最大通信速度は4.2Gbpsです。

ただし、これは『最高の環境を整えれば、これだけの速度が出るだろう』という計算値で、自宅でここまでの速度が出ることはまずありません。

そこで、Xで実際にドコモ home 5Gを利用している方の実測値を調べてみました。

このように、5Gエリアでは光回線に匹敵するほどの通信が可能です。

4K/8K動画の視聴やオンラインゲーム等も、快適に利用できるでしょう。

2. 4G LTEの通信速度

ドコモ home 5Gの4G LTE接続時の下り最大通信速度は1.7Gbpsで、5G接続時の半分以下です。

では、実測値も半分以下になってしまうのでしょうか。

実際にドコモ home 5Gを4G LTEで利用している方の実測値を調べてみました。

このように、実測値においては4G LTEエリアでも十分快適な通信が可能です。

また、中には5G接続よりも4G LTE接続の方が速いという方もいました。

ドコモ home 5Gを4G LTEに接続して利用するメリット

ドコモ home 5Gのメリット

ドコモ home 5Gは、快適通信が出来る5Gに対応しているホームルーターですが、場合によっては4G LTEに接続して利用した方が良い場合もあります。

ドコモ home 5Gを4G LTEに接続して利用するメリットをまとめました。

1. 場所によっては5Gよりも通信が安定しやすい

1つ目のメリットは、通信が安定しやすくなることです。

5Gは、4G LTEに比べて通信速度が速く、遅延が起きにくいという特徴があります。

しかし、その一方で、5Gエリアはまだまだ整備途上であり、電波状況が不安定な場所も少なくありません。

一方、4G LTEは、全国を幅広くカバーしていて、多くの場所で電波が安定しています。

そのため、5Gエリアの端などで繋がりにくい場所では、4G LTEを利用した方が通信が安定します。

2. 家庭でのインターネット利用において十分な速度が出る

2つ目のメリットは、4G LTE接続でも十分な速度が出ることです。

ドコモ home 5Gの4G LTEエリアでの下り最大通信速度は1.7Gbpsです。

これは、一般的な光回線の最大速度に匹敵します。

実測値も十分速いので、家庭でのインターネット利用において困ることはほとんど無いでしょう。

ドコモ home 5Gを4G LTEに固定して利用する方法

ドコモ home 5Gは、5Gと4G LTE両方の電波に対応していて、自動で電波を切り替えます。

5Gエリア内なら5Gに、4G LTEエリア内なら4G LTEに。

そして、どちらの電波もつかめる状況なら、5Gに優先的に接続されます。

ただし、5Gエリアの端などでは、通信が不安定になり、速度が遅くなってしまうことも少なくありません。

そんな時は、ドコモ home 5Gを4G LTEに接続するように設定しておくことで、通信が安定します。

4G LTEの固定方法は下記ページで詳しく紹介しています。

まとめ

ドコモ home 5Gにおける5Gと4G LTEの特徴やそれぞれの通信速度、あえて4G LTEに接続するメリットなどについて紹介しました。

今記事のまとめです。

ドコモ home 5Gは、5Gと4G LTEの両方の電波に対応したホームルーターサービスです。

あなたのお住まいが5Gエリア外だったとしても、日本のほとんどの地域で4G LTEが利用できるので、ご安心ください。

4G LTEエリアでは、下り最大1.7Gbpsの通信が可能です。

これだけの速度が出れば、家庭でのインターネット利用において困ることはほとんど無いでしょう。

また、5Gエリアの端などでは、4G LTEに固定することで通信が安定する場合があります。

自宅が5Gエリアの端やエリア外などで、ドコモ home 5Gの契約を悩んでいた方も、4G LTEで快適にインターネットが利用できるので、ぜひ前向きに検討してみてください。

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この記事を書いた人

光回線とホームルーターの代理店に勤務している経験と知識を生かして、ネット回線の情報発信を行っています。
個人的には格安SIMやガジェットにも興味津々!
ネット回線系の料金体系やキャンペーンはなぜか難解なものが多いので、出来るだけ分かりやすく解説できるように気を付けています。

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