【比較】ドコモhome 5G vs MANOMA（マノマ）あなたに合うホームルーターはどっち？

ホームルーターを契約したいんだけど、ドコモのhome 5GとSONYのMANOMAはどっちが良いんだろう？

近年、光回線のような工事をしなくても、自宅で快適にインターネットが出来る『ホームルーターサービス』が注目を集めています。

しかし、いざサービスを選ぼうとすると、種類が多くて何が自分に合うのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、話題のホームルーターサービスである『ドコモ home 5G』と『MANOMA』を比較し、どちらがあなたに最適かを解説いたします。

結論から言うと、基本的には速度と安定性に優れているドコモhome 5Gの方がおすすめです。

ただし、スマートホームやペット見守り、自宅のセキュリティ強化など、やりたいことが絞られている場合は、MANOMAも検討する価値があります。

この記事を参考にして、あなただけの快適なインターネット環境を見つけてください。

ドコモ home 5Gとは

ドコモ home 5Gは、NTTドコモが提供するホームルーターサービスです。

工事不要で簡単に設置でき、月額料金も比較的安価なため、近年注目を集めています。

名前の通り5G電波に対応していて、下り速度は光回線にも匹敵します。

また、データ容量無制限ですので、高画質動画をたっぷり見ても速度制限がかかる心配ありません。

MANOMA（マノマ）の『AIホームゲートウェイ』とは

MANOMA（マノマ）は、ソニーが提供するスマートホームサービスです。

様々なスマートデバイスを組み合わせることで、自宅を簡単にスマートホームにしたり、セキュリティを強化したり、ペットの見守りなどが出来ます。

その中心となるのが、AIホームゲートウェイと呼ばれるホームルーターです。

AIホームゲートウェイは4G LTE通信機能に対応し、SIMカードを挿入するだけでネットワークに接続できます。

そのため、光回線のような工事は不要です。

また、Amazon Alexaに対応しているので、音声による家電操作や、音楽、ニュースの読み上げなども可能です。

ドコモhome 5GとMANOMA AIホームゲートウェイの比較表

ドコモhome 5GとMANOMAのAIホームゲートウェイは、どちらも工事不要で設置できるホームルーターサービスです。

しかし、通信方式、最大通信速度、月額料金、機能など、様々な点で違いがあります。

それぞれの違いを比較表にまとめました。

この後、ドコモ home 5GとMANOMA AIホームゲートウェイのメリット・デメリットをそれぞれ紹介しますので、選択する際の参考にしてください。

ドコモ home 5Gのメリット

ドコモ home 5Gのメリットをまとめました。

1. 5Gエリアでは下り最大4.2Gbpsの快適通信

ドコモhome 5Gは、5Gエリアでは下り最大4.2Gbpsの快適通信が可能です。

これは光回線並みの速度であり、4K/8K動画の視聴やオンラインゲームなど、大容量のコンテンツもストレスなく楽しめます。

また、5Gエリア外でも自動的に4G LTEに接続し、下り最大1.7Gbpsで通信できます。

5Gよりは速度が落ちますが、ストリーミング動画の視聴やネットショッピングなど、一般的な用途には十分です。

2. データ容量無制限

ドコモhome 5Gはデータ容量無制限、つまりインターネットが使い放題です。

動画を長時間視聴したり、家族みんなで接続してもデータ容量を気にすることなく、快適にインターネットを利用できます。

3. ドコモスマホとのセット割が組める

ドコモ home 5Gとドコモのスマホをセットで利用すると、スマホ側の月額料金割引が受けられます。

割引額は最大1,100円で、家族のスマホも併せて最大20台まで割引対象に出来ます。

そのため、ドコモスマホユーザーには特にドコモ home 5Gがおすすめです。

4. 端末代金は実質無料

ドコモhome 5Gの専用端末【HR02】は、71,280円と決して安い価格ではありません。

ただし、『月々サポート』と言うキャンペーンにより同額の割引が適用され、実質無料になります。

初期費用を気にせず、快適なインターネット生活がスタートできます。

ドコモ home 5Gのデメリット

メリットの多いドコモ home 5Gですが、下記のようなデメリットもあります。

契約する前に必ず確認しておきましょう。

1. 5Gエリア外では4G LTEに繋がる

ドコモhome 5Gは、5Gエリア外では4G LTEに繋がります。

4G LTEの最大通信速度は下り1.7Gbpsです。

5Gエリア内と比べると速度が低下するため、4K/8K動画の視聴やオンラインゲームなど、大容量データの送受信には時間がかかる場合があります。

一方、通常画質の動画視聴やネットショッピングなどの用途には差し支えありません。

まずは、エリア検索で自分の自宅が5Gと4G LTEどちらのエリアに入っているか、確認してみましょう。

2. 短期解約すると端末残債の支払いが発生する

ドコモhome 5Gの端末代金は『月々サポート』により3年かけて同額の割引が入り、実質無料になります。

ただし、3年未満で解約するとその時点で割引も終了となり、残りの端末代金の支払いが発生します。

特に短期で解約するほど残債額が大きくなるので、注意が必要です。

MANOMAのメリット

次は、SONYのMANOMAのメリットを見ていきましょう。

1. スマートスピーカー機能搭載

MANOMAのAIホームゲートウェイは、ホームルーターには珍しくAmazon Alexa対応のスマートスピーカー機能を搭載しています。

そのため、音声による音楽再生や天気予報の確認、家電製品の操作などが可能です。

2. 様々な機器と連携してスマートホームを実現

MANOMAのAIホームゲートウェイと、SONYが提供する各種スマートデバイスを組み合わせることで、簡単にスマートホームを実現することができます。

例えば、留守番中のペットの様子をスマホでチェックしたり、帰宅前にエアコンをつけて部屋を快適な温度にしておいたりなど。

必要な機器だけをレンタルできるので、コストを抑えながら、自分だけのスマートホームが構築できます。

3. 月額料金が安い

MANOMAは、ドコモhome 5Gと比べると月額料金が安いです。

また、最初の2年間はキャンペーンにより割引が入り、さらに安くなります。

表にまとめました。

＼ 月額料金比較 ／

この通り、月々のランニングコストを削減することが可能です。

MANOMAのデメリット

次は、MANOMAのデメリットを見ていきましょう。

1. 通信速度がドコモhome 5Gよりも遅い

MANOMAは、ドコモhome 5Gと比べると通信速度が遅いです。

MANOMAは5Gに対応しておらず、4G LTE通信時の最大速度は下り最大370Mbpsです。

一方、ドコモhome 5Gは下り最大4.2Gbpsなので、大きく差が開いています。

＼ 通信速度比較 ／

4K/8K動画の視聴やオンラインゲームなど、大容量コンテンツの利用にはMANOMAは向いていません。

2. 3日間のデータ容量制限がある

MANOMAには3日間のデータ容量制限があり、累計通信データ量が10GBに達すると、通信速度を700Kbps以下に制限されてしまいます。

700Kbpsの通信環境では、以下のような影響が出ます。

動画をよく見る方やインターネットを利用する家族が多い方は、データ使用量が多くなりやすいため注意が必要です。

3. 申し込みには最低1つ以上の追加機器レンタルが必要

MANOMAは、AIホームゲートウェイと各種スマートデバイスを組み合わせ、スマートホームを実現するサービスです。

そのため、AIホームゲートウェイ単体では申し込めず、最低1つ以上の機器レンタルが必要です。

そのぶん月額料金も高くなります。

＼ MANOMAの機器レンタル料金 ／

4. レンタル機器を返却しないと高額の違約金が発生する

MANOMAの機器は基本レンタルとなっており、サービス解約時にきちんと返却しないと高額の違約金が発生してしまいます。

違約金の額はレンタル機器の種類によって異なりますが、数万円のものもあります。

忘れずに返却しましょう。

ドコモ home 5GとMANOMA、あなたに合うのはどっち？

ドコモhome 5GとMANOMAは、それぞれ異なる特徴を持つホームルーターサービスです。

どちらを選ぶべきかは、あなたのニーズによって異なります。

とはいえ、ほとんどのケースにおいてドコモhome 5Gの方がおすすめです。

MAMOMAは、スマートホームを構築する上で使いたいデバイスがある場合に検討すると良いでしょう。

ここでは、それぞれのサービスの特徴を比較し、どういった方に向いているサービスなのかを解説します。

1. ドコモhome 5Gがおすすめな人

ドコモhome 5Gは、通信速度と安定性に優れたホームルーターです。

MANOMAよりも月額料金は少し高めですが、動画視聴やオンラインゲームなどを快適に楽しみたい場合は、ドコモhome 5Gを選んだ方が良いでしょう。

このホームルーターは、5Gエリアでは下り最大4.2Gbpsの通信が可能です。

実測値も光回線並みの速度が出るため、4K/8K動画の視聴やオンラインゲームなど、大容量コンテンツもストレスなく利用できます。

また、ドコモhome 5Gはデータ容量無制限です。

長時間の動画視聴やオンラインゲームプレイも、データ容量を気にせずに楽しむことができます。

さらに、ドコモスマホとセットで利用すると最大1,100円の月額料金割引が受けられるため、ドコモユーザーには特におすすめです。

2. MANOMAがおすすめな人

MANOMAは、AIホームゲートウェイと各種追加デバイスを組み合わせることで、簡単にスマートホームを実現できるサービスです。

また、MANOMAのAIホームゲートウェイは、Amazon Alexa対応のスマートスピーカー機能を搭載していて、音声操作で音楽再生や天気予報の確認、家電製品の操作などが可能です。

スマートホームを構築したいと考えている方には、ぴったりのサービスと言えるでしょう。

ただし、MANOMAのAIホームゲートウェイをホームルーター単体で見ると、ドコモ home 5Gよりもデメリットが目立ちます。

最大通信速度が370Mbpsしかないため、高画質での動画視聴やオンラインゲームのプレイには支障が出る可能性があります。

また、3日間のデータ容量制限があるため、動画をたっぷり見たい人や、インターネットを利用する家族が多い人には向いていません。

まとめ

『ドコモ home 5G』と『MANOMA』、それぞれのメリット・デメリットを比較し、どちらがあなたに最適なサービスなのかを解説しました。

今記事のまとめです。

＼ドコモ home 5GとMANOMAの比較表 ／

自宅で利用するWi-Fiの導入が目的なら、ドコモhome 5Gがおすすめです。

MANOMAより若干月額料金は上がりますが、通信速度が速く安定しています。

また、データ容量が無制限ですので、動画をたっぷり見ても速度制限が掛かる心配がありません。

一方、スマートホームを構築したい方はMANOMAも検討する価値があります。

ただし、ホームルーター単体で考えると、通信速度が遅く、3日間のデータ容量制限もあるため注意が必要です。

それぞれの特徴を理解した上で、あなたにぴったりのホームルーターを選びましょう。

このブログ記事が、あなたのホームルーター選びの参考になれば幸いです。